オープンソース図書館情報システムソリューション
図書館情報システムの状況
日本国内の図書館全体における、図書館情報システムの規模は年間400億円程度と言われています。もっとも、これらの中には過去の補正予算などで導入できたものが多く、今後のシステム更新においては予算規模縮小要望が強いことは社団法人日本図書館協会情報システム研究会 の調査結果でも明らかです。 年間200億円規模程度までは縮小するのではないかと推測される市場動向を踏まえ、既存システムの更新に際し、商用システムをベースとしたクラウドサービスを用い、運用コストや導入コストを低減させる取り組みも存在します。しかし、株式会社オープンテクノロジーズ(OTC)では、オープンソースの図書館情報システムを用いたシステム構築ソリューションを提供し、ライセンスコストを含めたコスト低減を提案します。 参考資料: 「図書館システムの現状に関するアンケート調査結果」(委託先: 株式会社三菱総合研究所)
日本初のオープンソース図書館情報システムNext-L Enju
OTCが採用しているNext-L Enjuは、日本初のオープンソース図書館情報システムです。(これ以前は、オープンソースを使ったものはありましたが、図書館情報システム自体はソースコード公開されていませんでした。)Next-L Enjuでは、国内の有力な図書館情報学関係者が仕様を検討し、実装も行っています。その結果、図書館関係者が本当に必要な機能を網羅し、既に十分実用的な図書館情報システムと言えます。
また、オープンソースの利点を生かし、必要なカスタマイズも容易に実現でき、実装した新機能をオープンソースとして開示すれば、日本全体の図書館情報システムの発展に貢献できます。
このような観点から、OTCではプロジェクトNext-Lに賛同し、ソリューションとしての導入をサポートしています。
プロジェクトNext-L: http://next-l.jp/
Next-L Enjuのシステム構成
Next-L Enjuは、Ruby on RAILS上に実装されており、3つのモジュール構成により、柔軟性・拡張性を実現しています。使用するデータベースもMySQLやPostgreSQLに対応しています。
- Enju Root: 書誌データベース管理業務
- Enju Leaf: 貸し出し・返却処理業務
- Enju Flower: 検索機能提供業務

Next-L Enjuの導入実績(太字はOTC実績)
Next-L Enjuは、既に下記の導入実績があります。小規模な図書館から大規模な図書館まで、幅広い導入実績が、Next-L Enjuの有用性を示しています。
- 国立国会図書館サーチ
- 東京基督教大学図書館
- 農林水産研究情報総合センター
- 独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)
- 環境省
株式会社オープンテクノロジーズの図書館情報システム実績
OTCでは、2009年度から、オープンソース図書館情報システムに取り組み、いくつかの実績を上げてきました。国立国会図書館サーチにおけるNext-L Enju利用部分の開発を担当しました。また、独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)および環境省の図書館情報システムを2011年3月に納品いたしました。 OTCは、これまでにも多くのオープンソースをベースとしたソフトウェア開発実績を持っています。たとえば、2003年の時点で、PostgreSQLを使用したシステムとしては当時日本最大規模の顧客管理システムの構築・稼働を行いました。 オープンソースの製品は、一般的にはドキュメントの整備やビジネスサポートが弱いと言われていますが、このようなオープンソースビジネスの実績を踏まえ、Next-L Enjuのビジネス・サポートを積極的に展開しています。 また、Next-L Enjuプロジェクトに参画し、カスタマイズ開発の成果をオープンソースとしてフィードバックします(お客様のご要望に従い、公開しない選択もできます)。







